腹筋運動だけでお腹の脂肪は落ちる?部分痩せの考え方と、お腹を引き締める方法
「腹筋を毎日やれば、お腹の脂肪も落ちる」と思って、腹筋運動を続けていませんか。腹筋運動は大切なトレーニングですが、それだけでお腹の脂肪が落ちるわけではありません。この記事では、「筋肉を鍛えること」と「脂肪を減らすこと」の違いと、お腹まわりをすっきりさせるための考え方を解説します。
この記事のポイントです。
- 腹筋運動はお腹の筋肉を鍛えるものです。鍛えた場所の脂肪だけが落ちる「部分痩せ」は、起こりにくいと考えられています。
- お腹の脂肪を減らすには、食事の見直しと、全身の運動で体脂肪を減らすことが必要です。
- 腹筋運動が無意味なわけではありません。姿勢を支え、体脂肪が減ったときの見た目にも関わります。
腹筋だけでお腹の脂肪が落ちにくい理由
筋肉と脂肪は別のもの
お腹の筋肉は、皮下脂肪の下にあります。腹筋運動で鍛えられるのは筋肉で、その上にある脂肪が直接燃えるわけではありません。腹筋が「中身」なら、皮下脂肪はその上に着ている「上着」のようなものです。
脂肪は全身から少しずつ減っていく
体脂肪は、使われるときに特定の場所からだけ減るのではなく、全身から使われると考えられています。腹筋運動だけを続けたグループと、何もしなかったグループで、お腹の脂肪の減り方に大きな差が見られなかったという研究もあります。
腹筋運動の消費カロリーは小さい
腹筋運動は、ひとつの部位を動かす種目のため、消費カロリーはそれほど大きくありません。体脂肪を減らすことを考えると、脚や背中など大きな筋肉を使う運動の方が効率的です。
お腹まわりをすっきりさせる3つのステップ
| ステップ | やること |
|---|---|
| 1. 食事を整える | 食べすぎを見直し、たんぱく質をしっかりとる |
| 2. 大きな筋肉を鍛える | スクワットなど、脚・お尻・背中を使う種目を取り入れる |
| 3. 日常の活動を増やす | 歩く量を増やし、座りっぱなしの時間を減らす |
腹筋運動は、この3つと組み合わせて行うことで、体脂肪が減ったときにお腹まわりの見た目を引き締める役割を果たします。
腹筋運動を行う意味
- 姿勢を支える:お腹の筋肉は、背中の筋肉と一緒に体を支えています
- ほかの種目の土台になる:スクワットなどで体を安定させるのにも、お腹の力を使います
- 見た目の変化を後押しする:体脂肪が減ったとき、お腹の筋肉の形が見えやすくなります
よくある質問
Q. 腹筋運動は毎日やった方がいいですか?
A. 毎日やる必要はありません。週2〜3回、ほかのトレーニングと組み合わせて行えば十分です。
Q. 下腹だけぽっこりしているのは、なぜですか?
A. 体脂肪がつきやすい場所には個人差があります。姿勢の影響で下腹が出て見えることもあるため、体脂肪を減らすことと姿勢を整えることの両方が大切です。
まとめ|鍛えることと、減らすことを分けて考える
腹筋運動だけでお腹の脂肪を落とすのは難しく、食事と全身の運動で体脂肪を減らすことが必要です。そのうえで腹筋を鍛えると、お腹まわりの見た目が変わりやすくなります。
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本記事は、パーソナルジムBEYONDのトレーナーの指導経験をもとに編集部が作成しています。持病がある方や腰に痛みがある方は、医師に相談してください。
腹筋は「中身」、お腹の脂肪は「上着」です。中身を鍛えることと、上着を薄くすることは、分けて考えてみてください。